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日本インプラント臨床研究会
今回は、私が所属しているインプラント臨床研究会の講習会についての記事です。
インプラント臨床研究会(CISJ)は1974年に創設された口腔インプラントを行う臨床家のグループで、インプラントを専門的に行う先生が多数在籍しています。先日、今年第一回講習会が行われました。テーマは「インプラントリカバリーについて」「インプラント治療のリスクマネージメント再考」でした。
インプラント治療は近年著しく進歩してきましたが、同時に様々な問題点もわかってきました。インプラントは手術して噛めるようになったら終わりでわなく、歯と同じように定期的に検診を受ける必要があります。定期検診で悪いところがみつかりましたらすぐに対処しなければなりません。初期の段階で発見できましたらリカバリーできる場合が多いのです。
またリスクマネージメントに関しては、やはり解剖学的なところが大きいです。血管、神経の走行の知識、偶発症が出た時の対処法などインプラント治療をおこなう先生は必ず習得していなければなりません。今回の講習会はインプラント治療前の準備と後の経過をより綿密に行うことが重要であると再認識できた時間でした。
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