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無痛治療のための工夫2
今回は無痛治療のための工夫を書きたいと思います。
以前は、表面麻酔に関して書きました。今回は、麻酔薬の温度に関して書いていこうとおもいます。人間の体温は平熱で36℃~37℃ですが、麻酔薬がこれよりも極端に低かったり、高かったりすると麻酔時に痛みを感じます。痛みを感じないようにするためには麻酔薬の温度を体温に近づけなくてはいけません。歯科で使う麻酔薬は、診療外時は冷蔵庫で保管しますので冷蔵庫からだした直後はすごく冷たいです。特に朝の診療時は、かなり冷たいですので朝の準備時にいち早く出さなければなりません。
そこで当院で用いているのが、カートリッジウォーマーです。
これは、麻酔薬を37℃前後に保ってくれる器械で、すぐに麻酔薬を注入することができます。朝の準備で数本入れておくだけで自動的に温度を保つことができ、患者様にとっても痛みを少なくできるので非常に便利なものです。
まだ、麻酔の工夫はありますので後日書きたいと思います。
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