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アルコール消毒液の作り方
はじめまして、歯科衛生士の鈴木です。
感染症対策に気を遣う毎日ですね。
アルコールのジェルやウェットティッシュが品薄で、除菌をしたくてもなかなか手に入らずお困りの方も多いと思います。
消毒液の購入が難しい時に無水エタノールでアルコール消毒液を手作りして感染症対策ができたら安心ですね。
【無水エタノールとは?】
無水エタノールとはアルコールの一種で、エチルアルコールと呼ばれているものです。
水が含まれておらず、高濃度で刺激が強いため原液を皮膚につけることはできませんが、
70〜80%に薄めることで手指の消毒に使える消毒用のエタノールになります。
材料はインターネットやドラッグストアで購入できるので、作り方もご紹介します。
【材料】
・無水エタノール
・精製水(水でも可)
※精製水は水道水でも代用可能ですが、不純物(ミネラル等)が混ざっているため早めに使い切るようにしてください。
【作り方】
無水エタノール(4):精製水(1)
混ぜるだけで簡単に手指消毒に使用できるアルコール消毒液の完成です。
【使用するタイミング】
・食事の前
・トイレの後
・たくさんの人が触るような場所に触れた後
手のひらにたっぷりと付けて、しっかりとすり込みましょう。繰り返しの使用により、手が荒れてしまう場合もあるので、クリーム等で保湿をすることをおすすめします。
小瓶に作り、持ち運ぶことでいつでも手軽に消毒ができます。
当院では、スタッフ1人1瓶持ち、患者様に安心して通院して頂けるように感染症対策を心掛けております。
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