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マスクで起こるトラブル
歯科衛生士のいのまたです。
今回はマスクをする事で起こるお口の中のトラブルについてお話しさせて頂きます。
コロナ禍により必需品となっているマスクですが、実はマスクの影響により口腔内トラブルが起きると言われています。
それは口内炎です。
実際に来院される患者様でも口内炎の相談をされる事が増えているように思います。
口内炎はなぜできるのでしょうか。
①栄養バランスの乱れ
ビタミンB2が不足すると口内炎ができやすい状態になります。
②疲れ、睡眠不足
口の中の粘膜は代謝を繰り返し、常に新しく変わっていきます。
しかし睡眠不足や疲れが続くうちに代謝が滞りがちになり、
粘膜の再生力が低下し、荒れやただれが起こります。
③口腔内の乾燥
唾液が減って乾燥した口の中は口内炎が出来やすい状態になっています。
マスクの影響により口内炎が増えている理由はここに当てはまります。
マスクがあることにより無意識のうちに口が開いた状態となり、
口呼吸になってしまうため口腔内が乾燥してしまいます。
予防改善するにはどうしたら良いのか、
①生活習慣、栄養バランスの改善
②鼻呼吸を意識する
③口腔内を清潔に保つ
口内炎といってもさまざまな原因や種類があります。
通常は数日~10日程で治りますが、なかなか治らないなどご心配がございましたら、お気軽にご相談ください。
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