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がんとお口の中との関係性
お久しぶりです、歯科衛生士のはらだです。
年末年始が過ぎ、気づけばあっという間に2月も終わりに近づいてきましたね。
花粉症の時期であり、私も鼻がムズムズしてきました(><)
さて、今回は「がんとお口の中との関係性」です。
先日、院内でちょっとした勉強会をさせていただきました。
「周術期口腔機能管理」
というもので、がんの治療前後にお口の中の環境を、歯科で管理させて頂くことです。(他にも、心臓の手術や新たに、脳外科手術、整形外科の全身麻酔の手術に対しても行うようになってきています。)
がん治療と、お口の中
と言うと、関わりがなさそう!とお思いの方が多いと思います。
しかし、がん治療の有害事象(副作用)として、お口の中に、こんな症状が現れる場合があります。
・口腔粘膜炎(口内炎のようなもの)
・口腔乾燥
・それに伴う汚れの増悪
・手術部位の感染
・術後肺炎
など
これらになってしまうと、本来のがん治療を中断し、これらの治療になってしまったり、栄養がとりにくくなり治癒能力も低下してしまうことがあります。
こうならない為に、私たち歯科も医科と連携し、本来のがん治療を遂行できるよう、予防・早期発見し重篤化しないようお手伝いをしていくのが目的です。
当医院でも、治療前後のお口の中の管理をお手伝いできたらと予定しております。
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