• 口腔内の乾燥対策

    歯科助手の三浦です。

    まもなく桜の開花、毎年のことながら
    やはり、楽しみですね!(^o^)🌸

    ところで皆さん、暖かくなると「あ〜これで乾燥ケアをしなくて済むわ♪」と、
    安心してしまってはいませんか?

    じつは、
    空気が最も乾燥するのは、春なのです!
    油断はできません。

    冬に湿度が低くなるのは当然ですが、春は冬の低湿度のまま気温が上がるので、いっそうの乾燥対策が必要なのです。

    冬は当たり前のこととして乾燥ケアをしている方でも、暖かくなると湿度までも上がった気分になり、つい乾燥対策を疎かにしてしまいがちです。
    継続してしっかり乾燥対策をしていきましょう!

     

    ところで…
    お口の中の乾燥、どうしてますか?

    お肌の乾燥には保湿クリーム、唇が乾燥した時にはリップクリーム、これらを塗って対応しているかと思いますが、

    さて お口の中は…??

     

    ということで、

    ここからは口腔内の乾燥とその対策について、お話していきます。

     

    まず、
    口が乾く原因は何か。

    人は唾液の分泌量が減ると、「慢性的に口が乾いている」と感じます。
    唾液分泌が減る原因は、おもに次の5つです。

    ・加齢による、唾液腺の機能低下

    ・糖尿病や腎疾患など、病気にともなう症状

    ・薬や放射線治療などの副作用

    ・喫煙や飲酒などの生活習慣

    ・就寝時の口呼吸

    複数の要因が重なって起こることも多く、とくに病気が原因だと重症化するケースもあります。

    年齢を重ねるほど口の乾きに悩んでいる方は増え、60代から急増します。
    「要介護」の方にはとても多く、病気で口からものを食べられなくなったり、話しをしなくなり、口を動かさなくなってくると乾きやすくなってきます。

     

    次に、
    口の乾きを放置しておくとどうなるか。

    「口が乾いている=唾液が減る」状態が続くと、口臭が強くなったり、菌やウイルスが増殖しやすくなります。虫歯になりやすくなったり、風邪やインフルエンザにもかかりやすくなります。

    唾液には自浄作用があるからです。口内の衛生を保つためにも症状が軽いうちから対策しておくといいと思います。

    とくに介護度の高い方などは、そのまま放置すると、口内の細菌が増殖し、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。肺炎は日本人の死因3位ですが、その9割は誤嚥性肺炎が占めるとも言われています。介助する方がしっかり口腔ケアをしてあげられるといいですね(^ ^)

     

    最後に、
    口腔内の乾燥対策!

    口腔内の保湿を助ける目的として、保湿スプレー、保湿ジェル、マウスウオッシュがあります。

    ジェルタイプのものは 粘度が高く違和感を感じてしまうという方もいます。はじめは、使いやすいスプレータイプのものを試してみるといいと思います。(当医院にもご用意しています。お口の乾燥が気になる方はお声がけ下さい。)

    そのほかの対策として、日常生活で口を使うように意識することも大事です。
    よくかんで食べる、話をする、口のまわりをマッサージするなど、口に刺激を与えることで唾液の分泌が促されます。
    毎日続けることが大事ですね。(^ ^)

     

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