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院内感染対策
こんにちは 歯科助手の三浦です。
関東も梅雨入りし、ジメジメした日が続いていますね。
湿気が多いこの時季はカビなど様々な菌が繁殖しやすいので、衛生管理に気を配りましょう☆
血液や唾液中にも さまざまな細菌やウイルスが潜んでいることは みなさんご存知かと思います。
歯科医院は、その血液や唾液を伴う処置が多いことから、院内感染のリスクが高いと言われており、器具の消毒・滅菌が重要とされています。
歯科医院で扱う器具機材は多種多様で、患者さん一人一人で使用する機材が違い、すべての器具を清潔に保つことはとても大変なことです。
また、特殊な器具(ハンドピースなどの精密機器)に対する滅菌、使い捨て用具の保管と管理、鋭利な器具に対する十分な洗浄作業、など
多くの手間と、費用が必要です。
そのため、本当に消毒・滅菌を十分に行っている歯科医院は非常に少ないのが現状だと言われており、近年では社会的にもそのことが問題視されています。
これを踏まえ、当医院でも院内感染対策の見直しと強化を図るためのミーティングを数回に分けて行ない、
その重要性を皆で共有、再確認いたしました。
今回は 岩永歯科医院で行っている感染対策を 少しご紹介させて頂きます☆
⚫基本セットは1人分ずつ個包装し、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で高圧滅菌処理されたものを使用。
トレー、紙コップ、エプロンなどはもちろんディスポーサブル(使い捨て)です。⚫タービンという歯を削る器械も、完全滅菌!複雑なタービン内の管まで滅菌が可能です。サックバック(逆流)する血液などを綺麗に取り除きます。
⚫細々したパーツも、徹底的に滅菌します!使用後の器具は洗浄、バーなどの小器具も超音波洗浄し、薬液消毒してからオートクレーブにて高圧滅菌処理をします。 薬液を併用することでタンパク汚れや血液も落とします。
「安全な歯科医院にかかりたい」というのは みなさん共通の願いだと思います。
その願いにお応えできるよう、必要な経費や手間を惜しまず、出来ることを確実にやっていくことで、患者さまの安全を守る。それが私たちの願いでもあります。
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