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お口の中の菌ってみれるの?!
はじめまして、岩永歯科医院 歯科衛生士の原田です。
9月より、新しく入りました。歯科衛生士歴10年目となりましたが、まだまだ勉強途中、皆様のお口の中の相談相手となれるよう頑張って参ります。よろしくお願い致します。
さて、みなさんはご自分のお口の中に、菌がいることはご存じでしょうか?
ご飯を食べた後に歯についている食べかす(プラーク)を顕微鏡で覗くと…
!!!驚きです!!!
このように、カビや菌が潜んでいるのです。
このカビや菌を減らすことで、歯周病の予防や進行を遅くすることができるのです。
その方法は、
①毎日の歯磨き
②定期的な検診(ご自身では気づかない汚れや歯石をお取りします)
この2つがとても重要になってきます。
先生や歯科衛生士に「よく磨いてくださいね」と言われても、実際の目では確認出来ない菌ですので、どんな状態かわかりにくいですよね。
この顕微鏡で確認すれば、どんな菌がいるかがわかり、歯磨きにも更に力が入るのではないでしょうか?
菌をみてみたい!と思われた方。
ついに!!
当医院でもこの位相差顕微鏡を導入致しました!
是非いらしてお口の中の菌をチェックしてみてください。
というものの、自分の菌をみるのはちょっと怖い気もしますよね…もし、歯周病菌がいたらいやだな…と
でも大丈夫です!
歯周病菌を減らす歯磨きの仕方や、歯磨きでは取れない歯石を専用の機械でお取りし、どんどん菌を減らしていけるようサポートしていきます。
いつまでも、今のある歯を維持し、美味しいものを食べられるようお手伝いさせて頂きます。
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✴︎親睦会✴︎
保育士 兼 歯科助手の比嘉です。
自身初のブログに緊張しますが、温かい目で見守って頂けたら嬉しいです♡
私は幼児教育と保育に携わり、現在は8歳と10歳になる娘達を育てております。
患者様から『安心して預けられる』『子どもを連れて通院できて助かります』など、お褒めの言葉が日々励みになってます‼︎
人見知りが強くて…まだ首が座らないけど……など悩まれている方も、一度お子さんと一緒に来院してみてくださいね(^^)話は変わりますが、新しくスタッフが加わり親睦会が行われました♪
某有名ホテルのディナーに連れて行って下さった院長。
スタッフ一同、大興奮で美味しい料理お腹いっぱいご馳走になりました♡
会話も弾み、皆んなで楽しいひと時を過ごす事が出来ました‼︎ -
岩永歯科医院 ホームページが新しくなりました!
はじめまして!
歯科助手の三浦です。このたび、岩永歯科医院のホームページがリニューアルいたしました!
それに伴い、これまで院長先生のみが更新していたブログを、私たちスタッフも更新していくことになりました。
岩永歯科医院では、患者様の一人ひとりと、しっかりコミュニケーションを取りながら治療を進めていきたいと考えております。
その一環として、こちらのスタッフブログを通して、皆さまに岩永歯科医院のことや私たちスタッフのことをより知っていただければ、嬉しく思います。
また、患者様のお役に立つ情報も更新していければと思っております。
初めてのブログで戸惑い気味ですが、
新しい試みは良いことですね!(^ ^)日々勉強していきます。
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改装工事が終わりました
皆様には大変、ご迷惑をおかけいたしました。2週間以上にわたる内装工事が無事終わりました。開業以来ちょくちょく工事をしていたのですが、今回は大幅にリニューアルいたしました。
テーマは「プライバシーを確保し、モダンでリラックスできる空間づくり」です。多くの歯科医院は、診療台間をパーテーションで区切るだけであまりプライバシーが保たれておりません。隣で外科手術などしていたらいい気分はしないと思いますし、入れ歯をしていることなども知られたくないと思います。完全個室にすることにより、患者様がリラックスでき、質問などがしやすい環境をつくりました。(音はあえて、完全に遮断しておりません)まだまだ、これから改善していくところはあると思いますので、気づいたところは直していきたいと思います。
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歯ブラシ・歯磨き粉を歯科医院で購入したほうがいい理由
今回は、歯ブラシ・歯磨き粉を歯科医院で購入したほうがいい理由に関して書きたいと思います。
大半の方は、ドラッグストアで歯科用製品を購入されていると思います。その時、たくさん同じようなものが並んでいる中、どのように選んでいますか?おそらく最初に値段、次に見た目、そしてフッ素が入っているかどうか?だと思います。ここで一番大切なことは、現在の自分の口腔内の状況にあったものを選ぶことです。しかし、自分の口腔内のことをわかっている方は、定期的に歯科医院に行かれている方を除けばほとんどいないと思います。
歯科医院の歯ブラシや歯磨き粉は高いイメージがあると思います。歯科医院専用ということもありますが、それよりも口腔内の状況に合わせてどの歯ブラシや歯磨き粉を使ったほうがよいかアドバイスを受けることが何よりも重要です。歯周病でも軽度、重度がありますので選ぶ歯ブラシ・歯磨き粉は変わってきます。当院では、症状に合わせて歯磨き粉や歯ブラシをそろえておりますので、もしお困りの方がいらっしゃいましたらぜひご相談ください。
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岩永歯科医院 親睦会
先日、岩永歯科医院の親睦会を開きました。
長かった1年ももう少しで終わり、私も含めスタッフ全員、病気もケガもなく無事年を越せそうですが、安心していると磯際で船を破ることが多いものです。気を引き締め、精力をつけ区切りまでがんばろうということで焼肉を食べに行きました。
「おいしいお肉はすこしで食べれば満足するよ」と、最近になって気づいたことを、偉そうにスタッフに語ってまいりました。(笑)
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奥歯で使う詰め物 金属orCRどっちがいい?
今回は奥歯に使う保険のきく詰め物に関して書きたいと思います。
最近、メタルフリー治療で金属を使わない治療が注目されています。奥歯は硬いものを砕く場所であり、相当な力がかかりますので柔らかい詰め物ですとすぐに破折してしまいます。また、奥なので虫歯にもなりやすい場所です。理想の詰め物は、強度があり錆びずかつ審美的な材料です。
これを満たすのはセラミック(e-max、ジルコニア)になります。しかし、これは保険が効かないので高額になり、多くの方は断念します。また中には、どうしても金属を入れたくなく、しかも保険内で治療をしたいという方も大勢いらっしゃいます。
そういう時は保険内で使われるCR(コンポジットレジン)を使うことになりますが、この材料はかみ合わせが強いところや、大きな虫歯、磨きにくい場所に使用すると2次カリエス(虫歯)になる可能性が高くなりますのであまりお薦めいたしません。むしろ、金属アレルギーがなければ金属にしたほうがいいです。
また、お子様の治療で、奥歯をすべてCRでなおされているのをよく拝見しますが、2次カリエスが必ずといっていいほどあります。親御さんにとってはお子様に金属を入れたくないと思いますが、金属を用いたほうがいいときもありますので口腔内の状態に合わせてこちらも提案していきたいとおもいます。
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仮歯は保険が効かない?
今回は仮歯について書きたいと思います。
歯を削った後、ほとんどの場合仮歯や仮詰めをします。仮歯や仮詰を使う目的は、
- 削った部位の汚染を防ぐ
- 神経に刺激が伝わらないようにする
- 咬めるようにする
- 審美的目的
- 補綴物が入りやすいように歯肉を健康な状態に保つ
などが挙げられます。場合によっては使用しないこともあります。また、仮歯は処置内容や部位によっては保険がききません。例えば奥歯(小臼歯から大臼歯)のクラウンの仮歯は保険がつかえないので仮詰(仮歯とは違い歯の型ではありません)にすることが多いです。仮歯を作ってもらいたいときは、治療自体が保険外治療になるか、医院のサービスでつくってもらうことになります。前歯はここ最近保険でできるようになりました。
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親睦会
先日、新宿で岩永歯科医院スタッフと親睦会をおこないました。普段から仲の良いスタッフですが、よりコミュニケーションを取れるよう定期的におこない、親睦を深めております。全員オーバー30ということもあり、みんな落ち着いていて、しんみりと飲んで語り合いました。私は、家系的にお酒に弱く、すぐに顔が赤くなってしまいます。飲めるのはビールかワインくらいで、日本酒やブランデーにもいつかは程程に挑戦してみたいと思っております。
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親知らず
今回は、親知らずに関して書きたいと思います。
親知らずは、第3大臼歯で20歳前に生えてきます。しかし、経験上9割の人は生え方に問題が起きています。イラスト写真のように、多くの方が横になって生えており、それによって虫歯や歯周病、歯並びの乱れが起きています。このような症状がある場合、あるいは今後起きそうな場合は、早めに抜いたほうが良いです。年をとるにつれて骨硬化が起こり、歯が抜きづらくなりますし、歯周病で骨吸収が起きると、骨は元には戻らなく腫れやすくなります。結果、第2大臼歯も失う可能性が高くなります。しかし、次のイラスト写真のような場合、抜くかどうかを考えることもあります。
もともと下顎の親知らずは、下歯槽神経に近いところにありますのでレントゲン写真(2次元)をみて、親知らずの根の先と重なって見えることがあります。このような場合はCT(3次元)で再度確認します。CTをみても完全に重なっている場合は、抜くのをやめるかまたは2回法(歯根部は数ヶ月後に抜歯)をおこないます。
以上のように、親知らずはまっすぐ生えていないとあまり役にたちません。しかし、例外もあり、まっすぐ生えてなくても異常な症状がなければ、ブリッジの支歯や移植歯として使えることもありますので、お手入れはしっかりしておきましょう。 -
ホワイトニング
今回は、ホワイトニングの記事です。スタッフの一人が歯を白くしたいということで、約2週間、毎日ではないですがホームホワイトニングをすることになりました。施術前後です。
大変満足してくれたみたいでよかったです。途中、少ししみていたので一日おきにしてジェルを使用しました。当院のジェルは10%過酸化尿素のオパールエッセンスです。10%はエナメル質のうすい日本人向きで、輸入品のジェルは15%以上が多く、効果は強い反面とてもしみるので注意してください。
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歯科治療を受けると、なんで何度も通わされるのか?
前回に引き続き、歯科治療の疑問を書きたいと思います。今回は「歯科治療を受けると、なんで何度も通わされるのか?」です。皆様もご経験あると思いますが、歯科治療をうけると何回か通うことになることが多いです。多く通わなければいけない理由として色々ありますが、よく聞かれるのが歯の神経治療・歯石除去についてです。
歯の神経治療は、神経を除去することによって、痛みをなくす治療です。部位によって、1つの歯の歯根に1から4本の神経があります。これを残さないように、取り除いていかなければなりません。しかし、歯根が曲がっている場合や数が多い場合は、根っこの治療だけでも通常は2、3回のところが5、6回かかる時もあります。特に、お口が開きづらい方や、唾液が多い方、ほっぺの皮膚が厚い方などは、奥歯の治療がむずかしいことがあり回数が増えます。しかし、そのままにしてしまうと歯茎が腫れて痛みがでてしまうので、最後まで大変ですが通院しなければなりません。
つぎに、歯石除去ですが、歯石は歯垢が石灰化した細菌の塊で、放おっておくと歯周病の原因になります。歯石を定期的にとり、歯茎を健康な状態に保たなければなりません。歯石が付いている周辺の歯茎は、出血や腫脹していることがほとんどです。しかし、その日に歯石をとっただけでは、歯茎がよくなったかは同日にはわかりません。歯石をとり、磨けてないところのチェック、歯ブラシの指導を受け、再度チェックすることが歯周治療の流れであり、保険上決められております。歯科医側からもこの説明をして、患者様に納得していただくのも一苦労です。
上記はほんの一例ですが、このようになんらかの理由があり思っている以上に回数がかかることがあります。決して、よくいわれるお金稼ぎではございません。疑問に思ったことは歯科医院側にお聞きした方がよろしいです。
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同じような治療をしていても歯科医院によって、治療費が異なる?
あけましておめでとうございます。今回は、歯科治療において、患者様が疑問に思うことを書きたいと思います。
患者様や、知人に聞かれたことの一部を箇条書きにします。
- Q1.同じような治療をしていても歯科医院によって治療費が異なる?
- Q2.なんで何度も、足を運ばせるのか?お金儲け?
- Q3.歯石は1回で取りきれない?
- Q4.仮歯は保険が効かない?
今回はQ1に関してお答えします
A1.答えは、同じです。
歯科の保険点数は全国で共通のものとなっております。では、なぜ違うのか?まずはレントゲンについて。歯科のレントゲンにはアナログ式とデジタル式があります。実は、デジタル式の方が、鮮明さ・低被曝のメリットがある反面、パノラマ(全体写真)は90点(900円、患者様負担で270円)程点数が高いのです。
次に、医学管理について。これは、検査や医師・歯科衛生士の説明に付随してきます。これは初回にとることもありますし、次回以降にとることもありますので、歯科医院によってかわってきます。また、同じように治療していても治療する部位、また同じ部位でも範囲で点数がかわってきます。
また、麻酔をしたのに明細に麻酔の点数がはいってないこともあると思いますが、これは麻酔がその処置に含まれる治療とそうでない治療があるからです。また、他院で治療していたところを、転院して治療した場合でも、最初からの扱いになりますので2重に費用がかかってしまいます。
以上のことから、同じような治療を受けてても、保険点数は歯科医院の設備や処置内容によって変わってきますので、「あそこの歯医者が高い安い」とは一概にはいえません。
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2015年 忘年会
今回は、当院の忘年会の記事です。
早いもので、2015年も終わりに近づいてます。今年は、例年よりもやること考えることが多く、とても忙しい年でした。そんなことも忘れて、さあ飲みましょうというのが忘年会ですが、当院では、必ず今年の反省と来年の抱負をスタッフ全員に話してもらってから、飲み会が始まります。今年は、スタッフの結婚祝いも兼ねてとても楽しい忘年会を過ごせました。また、私からスタッフに感謝の意を込めてプレゼントを贈らさせてもらいました。みんなに喜んでもらって、私自身、来年もよりがんばれそうな感じがしてきました。
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岩永歯科医院スタッフのお口
今回は、当院のスタッフのお口の写真と私の口腔ケアについて書きたいと思います。
いきなりですが、私はどれでしょう?正解は一番右です。当たりましたか?当院のスタッフはうれしいことに、全員歯がきれいです。矯正したスタッフも3人いまして、お口の健康にはかなり気を使っております。治療している身ということもあり、自身の口腔ケアはおろそかにできません。虫歯だらけじゃ説得力もありませんし。
ただ、私に関していえば、かなり虫歯になりやすい歯をしており、子供のころは結構虫歯がありました。そして、すごい痛い思いもしました。歯科大では痛い思いをしたドクターは、患者思いのいい歯医者になれるといつもいわれれてきましたが・・。
次に、私の口腔ケアの仕方ですが、1日3回しっかり歯を磨きます。夜は長めに、歯間ブラシ・フロスも使うので10分はかかります。そして1か月に一度は自分でPMTCをします。またコーヒー・お茶をよく飲むので、ホームホワイトニングを3週に1度だけ使います。ホワイトニング剤が色素を分解してくれます。
歯磨き粉は、SPTジェル(低濃度で細菌を殺菌)・ブリリアントモア(美白用)を主に使っております。こうすることにより、歯がツルツルしていてとても気持ちがよく生活を送れますし、歯を出して笑うことができます。
歯周病の方は特に、1日3回磨いている方でも、1回が1,2分で終わってると、歯周病はなおりません。夜は長めに10分以上、うがい薬なども必ず併用してください。虫歯になりやすい方も、必ず最後は、フロスや歯間ブラシを使ってください。
虫歯になって歯医者、歯茎が腫れて歯医者じゃ、将来歯がなくなる可能性が非常に高いので、毎日のケアと定期的な検診がお口の健康につながってゆきます。
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extrusion(エクストル-ジョン) 歯根廷出
今回は、エクストルージョンに関して書きたいと思います。エクストルージョンとは、歯を矯正的に引っ張り出すことです。歯茎のかなり下のほうに歯が残っている場合、そのまま被せ物をつくることができません。歯茎よりも上に引っ張り出すことによって精密な印象を採れたり、細菌感染を起こしにくい環境をつくることができます。結果としてその歯の予後がよくなることが期待できます。
当院でおこなった症例です。
上の左の写真は来院時は歯茎が歯を覆っており、歯が腐っていたところをレーザーで息肉を除去し虫歯を取り除きました。右の写真は引っ張りあげているところです。あまり強く力をかけないようにゴムで調節します。
約4週間後、歯茎から少し上にでてきたので装置をはずし2週間ほど待ちます。(約5mmほど引っ張り出しました)歯の動揺もなくなったところで土台をつけました。(右図)
右図のように歯が歯茎から出ているのがわかると思います。この状態になれば細菌感染で歯茎が腫れることが少なくなります。このあとは、仮歯をつくり痛みがなければ被せ物を装着します。エクストルージョンは、矯正治療を一般治療にとり入れた自費治療です。高度な技術が必要になり適応症も限られますので、このような状態の方はぜひご相談ください。
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ホワイトニングの効果を考察する
今回は、ホワイトニングに関して書きたいと思います。ホワイトニングは、薬剤によって歯の表面や内部にある不純物を分解することによって歯を白くします。ここで注意したいのは、作用するのはエナメル質だけで、エナメル質の下にある象牙質には作用しません。よって、エナメル質が極端に薄い症例にはあまり効果が発揮できないのです。先日施術した症例を2例紹介したいと思います。
上の症例は40代女性の方で根元のエナメル質が薄く、やはり均一には白くなりませんでした。(少し白くなっているのはマスキング効果というものです。また、後日書きたいと思います。)患者様には、施術前にきちんとお話してあるのでご理解していただいております。しかし、リップサポートも十分あり実際は唇を持ち上げない限りそれほど目立たないのでとてもご満足しておられました。
下の症例は、20代の女性でエナメル質はほぼ均一にあります。この場合は、根元まで均一に白くなります。
ホワイトニングは、歯の状態によって白くならないこともあるので、まずはじめに担当医と相談することをお勧めいたします。また、白くならないからと言って高い濃度の薬剤をつかうと知覚過敏がでてつらい思いをすることもあるので注意が必要です。
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粘液嚢胞(ねんえきのうほう)
今回は、粘液嚢胞に関して書きたいと思います。粘液嚢胞とは、小唾液腺や舌下腺からの唾液の分泌が阻害され、周囲の組織中に唾液がが溜まって生じる嚢胞(のうほう)です。原因として口内炎や粘膜をかんだりして粘膜の傷が治癒するときに、唾液腺が詰まってしまうことによって生じると考えられます。
先日、手術をおこないましたので同様の症状でお困りの方は参考にしていただけらと思います。
約1週間で抜糸しレーザーで治癒を促進させます。この病気は、まれに再発することがあるので経過を観察していくことが必要です。
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無痛治療のための工夫2
今回は無痛治療のための工夫を書きたいと思います。
以前は、表面麻酔に関して書きました。今回は、麻酔薬の温度に関して書いていこうとおもいます。人間の体温は平熱で36℃~37℃ですが、麻酔薬がこれよりも極端に低かったり、高かったりすると麻酔時に痛みを感じます。痛みを感じないようにするためには麻酔薬の温度を体温に近づけなくてはいけません。歯科で使う麻酔薬は、診療外時は冷蔵庫で保管しますので冷蔵庫からだした直後はすごく冷たいです。特に朝の診療時は、かなり冷たいですので朝の準備時にいち早く出さなければなりません。
そこで当院で用いているのが、カートリッジウォーマーです。
これは、麻酔薬を37℃前後に保ってくれる器械で、すぐに麻酔薬を注入することができます。朝の準備で数本入れておくだけで自動的に温度を保つことができ、患者様にとっても痛みを少なくできるので非常に便利なものです。
まだ、麻酔の工夫はありますので後日書きたいと思います。
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無痛治療のための工夫1
今回は、無痛治療のための工夫について書きたいと思います。
当院では、前歯部の歯肉に麻酔をするときは必ず表面麻酔をしてから浸潤麻酔(針を使う麻酔)をおこなっております。なぜかといいますと口腔内では、前歯部の歯肉には痛みを感じるポイント(痛点)が圧倒的に多いからなのです。
しかし、歯科で用いられる表面麻酔はゼリー状のものが多く唾液によってながれやすく、効果も少しなので痛みに敏感なお子様などは痛がります。そのようなこともあり、当院ではいち早く効果の高い表面麻酔を取り入れております。ほとんどの歯科医院ではコスト的な面もあり取り入れていないのが現状です。ペンレステープといい、医科で静脈注射時に用いるときに併用することが多いです。
そこで、スタッフに無理言って以前の表面麻酔とペンレステープの効果を試させてもらいました。前歯両側歯肉に塗布,貼付後3分待ち針を刺します。結果、以前の表面麻酔はすこし痛みがあるみたいですが、ペンレステープは刺したかどうかわからないとのことでした。
麻酔の工夫は、これ以外にもありますので、後日書きたいと思います。
スタッフブログドクター・チームスタッフのブログ