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前歯の正中離開
今回は正中離開について書きたいと思います。正中離開とは、下図のように正中の前歯が離れて隙間がある状態のことをいいます。
このような状態では審美的に目立ちますよね。治療法として①ラミネートベニア ②ダイレクトボンディング が主におこなわれます。
ラミネートベニアは歯の表面を0.5mm程削りセラミックの付けづめのようなものを貼り付ける治療法です。メリットは、セラミックなので色落ちしにくく、ツヤがありきれいなことです。デメリットは、適応症が限られること。(切端咬合などは壊れやすい)、高価(70000円)なこと、時間がかかることです。
・ダイレクトボンディングについては https://www.iwanaga-dental.jp/esthe/direct/ を参照。
今回はダイレクトボンディングで治療いたしました。写真は治療直後なので少し出血がありますが、1回でまたセラミックより低料金で終えることができたので患者様も満足しておられました。もちろん適応外の時もありますので、しっかり精査してから治療を行うことが大事です。
治療内容 ハイブリッドレジンペーストで歯の形を作り光で固めて強度を出し、磨いてつやを出し、自然な歯の形態を作り見た目を回復する方法。 治療期間 1回 削らず、エッチングのみ 材質 グラディアダイレクト 治療本数 2本 費用 15,400円 x 2歯(税込み) 主なリスク
副作用- 極端に強い力や衝撃が加わると欠けたり取れたりすることがある
- 経年的に変色や劣化してくる可能性がある
セラミック治療症例セラミック治療などの治療例