• 舌の腫瘍

    こんにちは、院長の岩永です。今回は、舌の腫瘍に関して話したいと思います。

    風邪を引いたときや、疲れているときに口内炎ができやすいように、舌も体の不調が現れやすい器官です。また、歯列不正やくいしばり、義歯の不適合、歯の鋭縁などで傷がつきやすい器官でもあります。慢性的に刺激が加わり続けると、細胞が異型化し、時として悪性腫瘍に進行することもあります。

    また別に、舌を前歯にあてる癖や、気鳴楽器などで舌の先にしこりができることがあります。いわゆる魚の目、タコみたいに上皮が角化した状態です。痛みはないけどストローを使う時に邪魔くらいな感覚ですが、大きくなると発音にも影響がでてきます。

    今回は舌尖部にできた舌の良性腫瘍を切除した症例をご報告させていただきますので、同じような症状でお困りの方で治療をご希望の方は、ご連絡よろしくおねがいいたします。

    術前

    術中(レーザー照射)

    術後10日

     

    治療期間 1日
    治療部位
    費用 保険診療
    主な留意点 ・悪性腫瘍との鑑別が必要である

    ・深部まで器具が進みすぎると、神経や血管に傷をつけてしまい、後遺症がでる可能性がある

     

  • お子様の仮歯

     

    子供仮歯

    子役の方や、イベント時の写真でどうしても見た目を気にせざるをえない場合は、お子様でも仮歯を作製することがあります。特に多いのが子役の方で、オーディションやCM撮影時に、担当者から歯を作ってきてほしいと注文されることが多いようです。

    1本だけ抜けている場合は、両隣在歯に接着することができますが、2本以上になると、(特に上顎11部で乳歯BBが小さくて接着面積が確保できない場合は)安定性に欠けるのですぐに脱離してしまう可能性があります。そこで、当医院ではマスピース型の仮歯を作製して安定性を確保しております。

    費用 1本4,000円(接着型)、8,000円(マウスピース型)
    注意点 後継永久歯が萌出してきている場合は、仮歯が押されるので、その都度調整が必要です。必要時の7~10日前くらいに作製したほうがよいです。装着したまま、食事はできません。また、歌をうたう、セリフを言うなどは慣れと、練習が必要です。
  • 歯牙破折保存療法

    歯を喪失するきっかけになる原因で1番多いのは、虫歯でも歯周病でもなく歯の破折です。破折といっても拡大鏡でないと判別できないマイクロクラックや、肉眼でもみえる破折、レントゲンでないとわからない破折があります。マイクロクラックは、エナメル質に亀裂ができ、そこから虫歯が発生します。エナメル質に弾力がなく過度に硬い方や、かみ合わせが強い方に多く認められます。歯はよく磨けているのに、奥歯が喪失している方はまず、これが原因のことが多いです。

    年に3~6件ほど破折の方が来院されますが、破折している場合は抜かなければならない確率は高くなりますが、破折の状態によっては、保存できることもあります。特に上顎小臼歯の場合です。

    破折状態:根っこが真っ二つ割れています。

    破折

    洗浄:歯根膜が損傷しないようにエッチング、洗浄します

    エッチング洗浄

    接着:強力な接着セメントで分離した歯牙を接着します

    接着

    口腔内に戻して、固定します。強く当たらないように咬合調整をします。

    咬合調整

    数カ月待ち、問題がなければ被せ物をして完了です。

    被せ物

    費用 歯牙破折保存療法 10,000円
    リスク等 元々、咬合力で破折してしまっている場合は、対合歯の歯冠形態修正やマウスピースでブラキシズムの抑制をしなければいけません。ただ破折した歯を治すだけでは再度同じことが起こる可能性があります。この治療法は保険外治療となるため、被せ物に関しても保険外になります。
  • 粘液嚢胞

    粘液嚢胞とは、小唾液腺や舌下腺からの唾液の分泌が阻害され、周囲の組織中に唾液がが溜まって生じる嚢胞(のうほう)です。原因として口内炎や粘膜をかんだりして粘膜の傷が治癒するときに、唾液腺が詰まってしまうことによって生じると考えられます。

    先日、手術をおこないましたので同様の症状でお困りの方は参考にしていただけらと思います。

    術前:右下口唇にピーナッツ大の膨隆があります

    膨隆

    術中:炭酸ガスレーザーで切開

    炭酸ガスレーザーで切開を加えます。メスを使うよりも出血が抑えられます。

    レーザー切開

    術中:粘膜剥離子を用いて嚢胞を摘出します

    嚢胞摘出

    術後:抜糸、レーザーで治癒促進

    約1週間で抜糸しレーザーで治癒を促進させます。この病気は、まれに再発することがあるので経過を観察していくことが必要です。

    治癒促進

    注意点 粘膜下層には、口唇動脈がありますので出血がかなり多い場合もございます。外科手術時の服装は、多少汚れてもいいものにしてただいた方がよろしいです。
    費用 保険適応
  • 矯正 エクストルージョン


    術前

    虫歯が進行し、歯質上端が歯肉縁下深くにある。この場合、このまま被せ物を作製すると、清掃が難しいため、プラークが歯肉縁下に残り歯肉の炎症につながるため、抜歯の適応になる。歯を残して噛めるようにするためには歯質を引っ張り上げ、歯質上端が歯肉縁よりもやや上に出てくることが理想である。

    術前

    術中 2週に一度、来院していただきゴムを交換する。

    ゴムを交換

    1カ月半くらいで、歯肉縁より上に延出してきたのがわかる。

    延出

    土台を作製

    土台

    被せ物を装着

    被せ物

    治療費 エクストルージョン 50,000円
    土台 ファイバーコア 18,000円
    被せ物 メタルボンド 80,000円
    デメリット 歯根が短い歯に行うと動揺が強くなり、咬合時に疼痛を伴う可能性がある。また、歯ぎしり、食いしばりが強い方は装置破損の可能性が強いため不適応である。

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