リラックス麻酔

当院では、治療時の痛みが苦手な方のために笑気麻酔・静脈内鎮静法を取り入れております。それぞれやり方や対象などが異なるため、まずはどのような麻酔なのかを知ることから始めましょう。

麻酔による痛みを感じずに、リラックス程度の効果を得たい方には笑気麻酔がおすすめです。長時間にわたる治療で不安や恐怖心がとても強い方には、静脈内鎮静法が適切といえるでしょう。

全身の状態により、麻酔が行えない場合もあります。正確な情報をお伝えするためにも、麻酔をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

笑気麻酔とは

笑気麻酔
笑気麻酔

笑気麻酔とは、鼻から吸引し、リラックス効果を得られる麻酔です。持続時間は30分程度なため、治療後に支障をきたすことはほとんどありません。あくまで治療中の不安や恐怖心を和らげるための方法です。

吸引タイプなので、お子様にも安心して受けていただけます。一般的な虫歯治療や難しくない抜歯、簡単な外科処置をする際に適しており、30分以内に終わる治療が対象です。

笑気麻酔に含まれる成分の役割

笑気麻酔は、低濃度の笑気と高濃度の酸素を混ぜあわせて使います。笑気は鎮静作用により血圧や脈拍を安定させる役割があり、酸素には臓器組織への酸素量を増やして心臓や脳の働きを正常に保つ役割があります。

どちらも無色の気体で、ほんのり甘い味がする点も笑気麻酔の特徴といえるでしょう。

酸素カプセルに入っているような感覚

笑気麻酔を受けた感想として多いのが「酸素カプセルにはいっているようなフワフワした感覚」です。なかには治療に対する不安や恐怖を忘れて、気持ちよさそうに微笑む方もいます。持続時間は長くないため、心配はいりません。お帰りのときまでには、ほとんど麻酔の効果は切れている状態です。

麻酔による痛みはゼロ

笑気麻酔は吸引タイプであるため、痛みはありません。吸い始めて、徐々にフワフワしてくる感じです。注射が苦手な方でも安心して受けていただけます。

笑気麻酔がおすすめな方

  • 歯科治療に対する不安や恐怖心が軽度に強い方
  • 脳梗塞や心臓に病気をお持ちの方
  • 血圧が高い方
  • 嘔吐反射が強い方

笑気麻酔が合わない方

  • 鼻呼吸ができない方
  • 禁忌症の方
  • 呼吸器疾患のある方
  • 閉鎖腔のある病気を患っている方
  • 過換気症候群の方
  • パニック症候群の方

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法
静脈内鎮静法

静脈内鎮静法とは、鎮静薬を静脈に点滴して、半分眠っているような状態にする方法です。感覚を鈍らせることで、痛みへの不安や恐怖心を和らげる効果があります。使用する薬剤は、プロポフォールまたはミダゾラムです。どちらも安全性が高く、歯科の静脈内鎮静法ではよく使用される薬剤です。稀に、軽度の呼吸抑制が起こることがあります。

笑気麻酔よりもしっかりと効くため、不安や恐怖心がとても強い方をはじめ、難しい抜歯、インプラント手術など、治療時間が1時間以上かかる治療に適切な麻酔法です。

問いかけにはある程度反応できる

静脈内鎮静法では問いかけにはある程度反応できるケースがほとんどです。「眠りにつく直前」や「寝ぼけている状態」と表現すると分かりやすいかもしれません。反応には個人差があるため、なかには施術中の記憶がない方もいます。

しかし、安全性は比較的高い特徴がありますので、どうかご安心ください。自分自身で呼吸ができ、日帰りが可能です。全身麻酔にくらべると体への負担も軽度といえるでしょう。

術後にふらつきやめまいが起こることがある

麻酔が切れるまでの時間には個人差があるため、なかには術後にふらつきやめまいが起こることがあります。基本的に、数時間でおさまりますが、油断は禁物です。万が一のことを考えて、術後の運転は禁止とさせていただいています。施術当日は、付き添いの方とご一緒にお越しください。付き添いの方がお越しいただけない場合は、処置が行えない可能性もあります。あらかじめご了承ください。

麻酔をするときは多少の痛みをともなう

静脈内鎮静法は、点滴を必要とする麻酔法であるため、針を刺す痛みがあります。できるだけ痛みをおさえた治療を心がけておりますが、完全にゼロにすることはできません。一瞬だけは我慢いただく必要があります。

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24時前から絶食が必要

麻酔中は食べ物が逆流する恐れがあるため、24時間前から絶食しなければなりません。水分は水やお茶など透明水に限り、麻酔を行う2時間前までは可とされています。食べ物や飲み物が間違って肺に入ってしまうと本来の治療どころではなくなるため、注意が必要です。食事制限が苦手な方には不向きの麻酔法といえるでしょう。

静脈内鎮静法がおすすめな方

  • 歯科治療に対する恐怖心が強い方
  • 長時間の治療が必要な方
  • 血圧が高い方
  • 嘔吐反射が強い方
  • 絶飲食ができる方
  • 付き添える方がいる方

静脈内鎮静法が合わない方

  • 針を刺すのが苦手な方
  • 食事制限ができない方
  • 付き添える方がいない方
  • 処置後すぐに運転をしなければいけない方
  • 重篤な基礎疾患をお持ちの方
  • 妊娠中の方や小さなお子様

費用

笑気麻酔の場合

治療が自費診療でなければ保険が使えます。
【保険内】約800円~2,000円
【保険外】約5,500円~11,000円

静脈内鎮静法の場合

すべてのケースで保険は適用されません。
【1時間30分以内】66,000円
30分ごとに6,600円追加いたします。(最大2時間30分)
おおよその治療時間はレントゲン、CTをみて事前にお伝えします。

保険が使えない治療項目

一度ですべての歯石除去:22,000円
親知らずの埋伏抜歯:33,000円/本
抜歯:13,200円/本
埋伏抜歯とは、埋まっている歯を指します。

費用例

症例1:埋伏抜歯

【抜歯本数】1本
【治療時間】40分
【静脈内鎮静料金】66,000円
【埋伏抜歯料金】33,000円(薬代含む)
【合計】99,000円

症例2:埋伏抜歯

【抜歯本数】2本
【治療時間】110分
【静脈内鎮静料金】72,600円
【埋伏抜歯料金】66,000円(薬代含む)
【合計】138,600円

症例3:普通抜歯

【抜歯本数】3本
【治療時間】60分
【静脈内鎮静料金】66,000円
【抜歯料金】39,600円(薬代含む)
【合計】105,600円

症例4:スケーリング(歯石除去)

【対象】全顎
【処置時間】80分
【静脈内鎮静料金】66,000円
【スケーリング】22,000円
【合計】88,000円

同じ症例でもお口の状況によってトータルの費用は異なります。正確な費用は診察後にお伝えする形となりますので、ご了承ください。

当院の特長

麻酔科医

当院では、患者様に少しでも安心していただけるよう、静脈内鎮静法は日本麻酔学会認定医の先生が担当しております。小さな変化にもすぐに対応いたしますので、どうか安心してお受けください。

また、治療全般で「痛みの少ない治療」を心がけており、上記でご紹介した笑気麻酔や静脈内鎮静法だけでなく、通常の歯科麻酔にも工夫をしています。

我慢しながら歯科治療を受けるのは心身共に負担がかかってしまうため、できるだけ避けなければなりません。治療に対する不安や恐怖心を少しでも減らせるよう、これからもスタッフ一同全力で取り組んでまいります。

患者様一人ひとりにあった治療をご提案いたしますので、痛みに弱い方や、過去に歯科治療で怖い思いをされた方も、ぜひお気軽にご来院ください。

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