当院はマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)を導入し、透明で目立たない取り外し式の装置による矯正治療を行っております。
当院におけるインビザラインの強み
当院におけるインビザライン矯正の強みをご紹介します。
一般歯科も併設
当院は、矯正歯科のほかにも一般歯科を併設しています。矯正治療中に虫歯や歯周病の治療、または抜歯治療が必要になった場合でも、院内にてすべて対応が可能です。さらに、矯正治療期間中は3~4か月ごとのクリーニングを実施し(保険適用:約3,000円)、虫歯・歯周病の予防管理も徹底して行ってまいります。
矯正歯科医による治療で重度の不正な歯並びも対応
当院の矯正歯科は、矯正歯科治療を専門に行うドクターが治療を担当しています。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)では治療が難しい複雑な歯並びでも、ワイヤー矯正など他の治療法を併用して対応しております。
初診矯正相談料は0円
当院では、矯正治療が初めての方を対象にした矯正相談を実施しております。初診相談に費用はいただいておりません。歯並びのお悩み・治療に関する疑問や不安・費用面など、何でもお気軽にご相談ください。
光学印象「i-Tero(アイテロ)」で歯型取り※
従来の粘土状のペースト材による歯型取りを、光によるデジタル歯型取りに変えたのが、光学印象ツール「i-Tero(アイテロ)」です。ペン型の装置でお口の中にあてがい読み込むだけなので、従来の印象材に比べ不快感が軽減、より精度の高いマウスピース矯正装置を作成することが可能になりました。
※i-Teroでの光学印象は、Dr.本藤先生が担当時のみです
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)とは
インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置です。この装置を使用した矯正治療では、従来のようなブラケットやワイヤーは用いず、薄く透明なマウスピース(アライナー)の着脱によって歯を動かします。
治療では患者様の歯型データを元に、歯の動きに応じたマウスピースを複数枚作製します。それを1~2週間ごとに新しいものへ交換しながら、理想的な歯並びへと導いていきます。
メリット
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)には、次のようなメリットがあります。
装置が透明で目立たない
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピースは無色透明で、着けていても装置が周囲の人の目に触れる心配がありません。
ワイヤー矯正の「見た目」が気になる方に、おすすめの治療法です。
自分で装置の取り外しができる
従来の装置(ワイヤー矯正)は治療が終わるまで装置を外すことができませんが、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、患者様自身で取り外しが可能です。
食事や歯磨きの際には外すことができるため、日常生活における治療のストレスから解放されます。
お口の中を清潔に保てる
マウスピースは水で丸洗いできるため、いつも衛生的に使用することができます。
また、食事や歯磨きの際に外すことができるため、従来の治療のように装置のすき間に食べ物が挟まったり、磨き残しが生じたりすることもありません。
治療中でもお口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
金属アレルギーの方にも安心
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)では金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療が行えます。
違和感や痛みが少ない
使用するマウスピースは厚さ0.5mmと非常に薄く、装着による違和感も少ないのが特徴です。装置が唇や頬に引っかかったり、装置によって粘膜が傷ついたりする心配もありません。
また、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は緩やかな力で歯を動かしていくため、気になる治療中の痛みも従来の治療より軽減されます。
このような方におすすめです
- 治療中の「見た目」が気になる方
- 接客業や営業職など、人と接する機会の多い方
- 装置による「違和感」や「わずらわしさ」が気になる方
- 治療中でも、これまでと同じように食事を楽しみたい方
- アレルギーが心配な方
治療の流れ
カウンセリング
はじめに、患者様の現在のお悩みや治療に関するご希望・ご不安などをお聞きし、実際にお口の中を拝見します。
そのうえで、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)が可能であるか、またその場合の治療の流れや具体的な費用などをご説明いたします。
なお、虫歯や歯周病、顎関節症など疾患があるケースについては、先にそちらの治療を優先して行います。
精密検査・歯型の採取
治療をご希望される患者様には、口腔内写真やレントゲン検査、歯型の採取など、より詳しい検査を行います。
さらに、採取した歯型をアライン・テクノロジー社に送付し、そこでデータ化します。
治療シミュレーションの結果を確認
アライン・テクノロジー社では、送られてきた患者様の歯型を3Dデータに変換し、それを元にコンピュータ上にて治療のシミュレーションを行います。
当院では、返送されたそのシミュレーション結果を確認し、治療内容に不備や修正点がないかを担当医がチェックします。
治療内容のご説明
Step3で得られた最終結果を患者様にご覧いただきながら、詳しい治療内容についてご説明いたします。
その内容にご納得いただけましたら、マウスピースの作製を開始します。
治療の前準備
必要に応じて、「アタッチメント」の付与や「IPR」を行います。
アタッチメントとは歯の表面に付ける突起のことで、これを付与することで歯を効率よく動かすことができます。突起は小さく、色も歯と同色なので、付けてもそれほど目立つことはありません。
IPRは、歯と歯の間をわずかに削り、歯を動かすために必要なスペースを確保する処置です。削るといっても、その量は最大で0.25mm程度(エナメル質の表層)ですので、処置後に歯がしみたり痛んだりする心配はありません。
マウスピースの装着
作製したマウスピースが届いたら、治療のスタートです。
指定されたマウスピースを1日20時間装着し、1~2週間ごとに新しいものと交換していきます。装着時間や交換時期を守らないと、予定通りに治療が進まない可能性があるためご注意ください。
マウスピース装着後は、2週間に1度のペースで通院していただき、歯並びのチェックや装置の調整などを行っていきます。
よくあるご質問Q&A
どんな歯並びでも治せますか?
開発当初よりも適応できる症例は増えていますが、やはり患者様の歯並びの状態によっては治療ができないケースもございます。また、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)での治療が難しいケースについては、ワイヤー矯正など他の方法を併用して治療を行う場合があります。
マウスピースは毎日装着する必要がありますか?
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は、毎日20時間以上の装着が必要です。自己判断でマウスピースを外したり、装着時間を守らなかったりした場合、予定通りに治療が進まないことがありますのでご注意ください。
治療中、痛みはありますか?
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)は緩やかな力で歯を動かすため、他の方法よりも治療中の痛みが少ないのが特徴です。新しいマウスピースを装着した直後は、お口全体が締めつけられるような違和感がありますが、数日でその症状も和らぎます。ただ、痛みの感覚には個人差もありますので、「痛くて我慢できない」という場合には、遠慮なく担当医にお申しつけください。
マウスピースを着けたまま、飲食はできますか?
マウスピースを着けたままの飲食は、虫歯や歯周病、歯の着色のリスクを高めるほか、マウスピースの破損や変形の原因になります。外出先などで外すのが面倒な場合でも、飲食の際は必ずマウスピースを外して行うようにしてください。
マウスピースの装着で、発音がしづらくなることはありませんか?
装着するマウスピースの厚さは0.5mm程度ですので、発音を大きく妨げるようなことはありません。マウスピースを装着した当初は、多少発音のしづらさを感じることがありますが、数日経って装置に慣れてくると、普段通りに発音できるようになります。
部分矯正はできますか?
当院では、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)による部分矯正は行っておりません(全体矯正のみ)。
部分矯正にて同様の治療をご希望の患者様には、以下の「スマイルトゥルー」というマウスピース型カスタムメイド矯正装置をご案内しております。