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無痛治療のための工夫1
今回は、無痛治療のための工夫について書きたいと思います。
当院では、前歯部の歯肉に麻酔をするときは必ず表面麻酔をしてから浸潤麻酔(針を使う麻酔)をおこなっております。なぜかといいますと口腔内では、前歯部の歯肉には痛みを感じるポイント(痛点)が圧倒的に多いからなのです。
しかし、歯科で用いられる表面麻酔はゼリー状のものが多く唾液によってながれやすく、効果も少しなので痛みに敏感なお子様などは痛がります。そのようなこともあり、当院ではいち早く効果の高い表面麻酔を取り入れております。ほとんどの歯科医院ではコスト的な面もあり取り入れていないのが現状です。ペンレステープといい、医科で静脈注射時に用いるときに併用することが多いです。
そこで、スタッフに無理言って以前の表面麻酔とペンレステープの効果を試させてもらいました。前歯両側歯肉に塗布,貼付後3分待ち針を刺します。結果、以前の表面麻酔はすこし痛みがあるみたいですが、ペンレステープは刺したかどうかわからないとのことでした。
麻酔の工夫は、これ以外にもありますので、後日書きたいと思います。
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