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フッ素濃度について
受付 兼 助手の 三浦です。
朝夕の冷え込みが身にしみる季節です。寒さ対策に風邪予防、そして虫歯予防!万全でしょうか。
むし歯予防に有効な方法の1つとして、フッ素の活用があります。
フッ素には
○歯垢の細菌の活動を抑え、虫歯の原因となる酸が作られるのを抑制する
○歯質を強化する
など、むし歯の発生・進行を防ぐ作用があります。
また、フッ素の活用により、虫歯の一歩手前である「初期ムシ歯」を健康な状態に戻す “再石灰化” を促進できることがわかっています。
現在、日本で販売されているハミガキ剤の90%以上にはフッ素が配合されていますが
その濃度について
気にされたことはありますか?欧米では、
フッ素濃度1000ppm〜1500ppmのハミガキ剤が一般的であるなか、
日本においては、上限が1000ppmに設定されていました。
それが今年3月、厚生労働省によって上限が国際基準(ISO)の1500ppmまで引き上げられたのです!
これを受け、日本でも
1000ppm〜1500ppmの高濃度フッ素配合のハミガキ剤が発売され始めました。
先日 近所の薬局を何軒かみてみましたが、高濃度フッ素配合のハミガキ剤は全体的にまだ数少ない印象をうけました。
今後徐々に増えてきそうですね。
そして当院でも、
もちろんご用意しております!『チェックアップ ルートケア』
フッ素濃度 1450ppmです!
このハミガキ剤の特徴は、
①歯ぐきが下がり露出した根元の象牙質をコーティングしてくれる(知覚過敏予防)
②ジェルタイプの歯磨き剤なので泡立ちが少なく、フッ素などの有効成分を長く歯に留められる です。
このほかにも、お口の中の症状や目的に合わせた色々な種類の歯磨き剤をご用意していますので、どれがいいのか迷われた方は、是非ご相談ください。
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