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歯磨きで肺炎予防を!
岩永歯科医院 歯科衛生士のはらだです。
今回は、肺炎についてお話させて頂きます。
日本人に多い死因として、がん、心筋梗塞(虚血性心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)に次いで、
肺炎・気管支炎が挙げられます。
高齢者の肺炎は、口の中の細菌などが誤って肺に入って発症する
「誤嚥性肺炎」
の割合が高いと言われ、脳血管障害が多いこととも大いに関連しています。
誤嚥性肺炎の予防として、お口の中を清潔に保っておくことが重要になってきます。
このように、口腔ケア(歯磨き)を行っていた場合と、いなかった場合では、
・発熱発生者数
・肺炎発症者数
・肺炎による死亡者数
どれも、口腔ケアを行っていた方の方の発症率が低くなっています。
また、飲み込む筋肉の低下によっても、誤嚥し、肺炎となってしまう場合もあります。
それには、お口の体操や、舌の体操、発声練習などの訓練で筋力低下を緩やかにし、誤嚥を予防することも可能です。
筋トレと同じで、飲み込む筋肉も落ちないようにすることが大切です。
その方にあった、体操がありますので、最近ちょっとむせるのが多くなったな、飲み込むのに時間がかかるなという方は、定期検診の際ご相談ください(^O^)
口腔ケアや、お口の体操などを通して、生活の向上や肺炎予防のお役に立てるよう日々勉強してまいります。
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